褒め方ってむつかしい。「賢いね」より「頑張ったね」
以前テレビで、子育ての「褒め方」についての話を見たことがあります。
子どもは褒めて育てましょう、とはよく聞きます。
でも、褒め方によっては、子どもの受け取り方が少し変わってくるらしいのです。
たとえば、つい言ってしまいそうな言葉。
「賢いね」
えええっ。
私、普通に言ってるよ……と思いました。
でも番組では、「賢いね」と能力を褒められると、子どもは無意識のうちに「賢い自分でいなければ」と感じることがある、と説明されていました。
そうなると、失敗しそうなことや難しいことを避けて、自分ができることばかり選ぶようになる場合もあるそうです。
それよりも、
「頑張ったね」
「最後までやってみたね」
「難しかったのに工夫したね」
というように、努力したことや取り組み方を見て褒めるほうが、次も挑戦してみようという気持ちにつながりやすいのだとか。
なるほどなあ、と思いました。
言葉かけって本当にむつかしいですね。
一生懸命頑張っている人が落ち込んでいる時に、励ますつもりで「頑張れ」と言っても、相手にとっては負担になることがあります。
でも、
「今までよく頑張ったね」
と言われたら、少し気持ちが楽になるかもしれません。
子どもにも、大人にも、言葉は思っている以上に届きます。
「すごいね」
「えらいね」
「賢いね」
そんな言葉も悪いわけではないけれど、そこにもう一言、
「頑張ったね」
「工夫したね」
「あきらめなかったね」
を添えられたら、もっとあたたかい褒め言葉になるのかもしれません。
頑張ったね。
これは、子どもにも大人にも使える、魔法の言葉かもしれませんね。